おこづかい帳の使い方

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欲しいものがいっぱいで、ついお金を使いすぎちゃった……なんてことありますよね。

「でも頭の中で管理するのはとてもむずかしくてできない!」

そんなときはおこづかい帳を活用してみましょう。

みなさんは、おこづかい帳を使ったことはありますか?

今回はそんなおこづかい帳の上手な使い方について考えてみましょう。

おこづかい帳って何のためにあるの?

そもそも「おこづかい帳ってなに?」という人もいるのではないでしょうか。

おこづかい帳は、簡単に言うとお金の動きをメモする手帳のことです。

お金をもらった時はいつ、だれに、いくらもらったのか、お金を使った時はいつ、何に、いくら使ったのか、その結果、今いくらお金が残っているのかをメモします。

文房具屋さんなどには、動物やアニメがデザインされたおこづかい帳も売っています。

では、なぜおこづかい帳をつけた方がいいのでしょう。

それは、自分の持っているお金が増えたり減ったりすることをメモしておくことで、お金についていろいろと考えられるようになるからです。

例えば、お金を使い過ぎないために「1ヶ月で使えるお金は1000円まで」と決めたとしましょう。

好きなものを好きなだけ買ってしまったら、もちろんすぐに無くなってしまうので、考えて使わなければなりません。

ですがみなさん、あなたが最後に何にお金を使って、それがいくらだったかをすぐに思い出せますか?

これが意外とむずかしい。分からないままでいると、ついお金を使い過ぎてしまった、なんてことがあります。

そんな時、おこづかい帳をつけていたらどうでしょう。自分がいつ、何に、いくら使ったのかがメモしてあるので、今月あといくら使ってよいのかが一目で分かります。

こんな風にお金について考えることができれば、無駄遣いすることも減って便利です。

おこづかい帳を使ってみよう

では早速、おこづかい帳を使ってみましょう。

まずはおこづかい帳の用意。先ほど言った通りアニメや動物がデザインされた可愛いモノも売っていますが、ノートやメモ帳に線を引いて自分で作ることもできます。

おこづかい帳を用意できたら、次に期間を決めてその間でいくらまで使っていいかなどの目標を決めましょう。こういったことを決めていないと、メモを見ても自分が使い過ぎてしまったかが分かりづらいからですね。

1ヶ月に1度お父さんお母さんにおこづかいをもらっている人はその通りの額にしてもよし、お金を貯めたい時はそれよりも少ない額に決めてもよし、それ以外にも「無駄遣いしない」とか簡単な目標を決めるのもよし。

これもお金について考えるいい機会になります。

それが決まればいよいよおこづかい帳をつけてみましょう。

といっても特にむずかしいことはありません。お金をもらった時はいつ、誰に、いくらもらったかのか、使った時はいつ、何に、いくら使ったのか、それぞれ決められた場所に書き込んでいきます。

お金が貯まってくると嬉しいですし、減っているなと思ったらしばらくは注意してお金を使うようにしましょう。

「買ったはいいけど、メモするのを忘れちゃう!」そんな時はレシートを活用してみましょう。

コンビニやスーパーでもらうレシートにはいくら使ったかが書かれています。残しておけば、使った金額を忘れてしまっても安心です。

ただし、おこづかい帳にメモした後はすぐに捨てる癖をつけることをオススメします。なぜなら、財布がレシートだらけになってどれがどれだか分からなくなることがあるからです。

「むずかしい! 大変!」と思う時は、お父さんお母さんに手伝ってもらうことも大切です。声をかけてもらったり、一緒に書きこんでいったりすれば、より楽しくおこづかい帳をつけることができます。

まずは試してみることが大事。おこづかい帳、使ってみませんか?

最後に

と、ここまでおこづかい帳の使い方について話をしましたが、これが一番いい方法であるとは限りません。

むしろこの通り完璧にできる人なんてなかなかいないですし、もしできたとしても大変で長続きしません。

なので、実際におこづかい帳を使う時にはどうやったらちゃんと使い続けられるか、自分に合った方法をお父さんお母さんと一緒に考えてみましょう。

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